スキー場というところは、昔は二本のスキーを使って滑る所でした。ところが、スノーボードが流行り街中でも少し練習をすると楽しめるようになり、それがスキー場にスノボーとして取り入れらるようになったのです。二本のスキーは技術を要しますが、比較的容易に滑れるために若い人たちに流行り、今やスキー場のツアーにスノボーが取り入れられることとなったのです。ところが、スキー場ではスノボーで滑ることを禁止しているところが少なくありません。

また、滑ることができても限られたコースとか、エリアを区切って限定しているところがあります。また、テレビで見られるような競技用のスロープを用意してあるスキー場となれば、ツアーの内容やスキー場のコースを良く確認しておく必要があります。何故このような規制があるのかといえば、二本のスキーで滑る人たちと滑り方やコースの長さが違います。二本のスキーはスキー場の山頂から、いっきに麓まで滑ってきますので、スピードが100キロを超えることもあります。

この醍醐味を求めて滑りにくるのですが、麓の短いゲレンデで初心者としてスノボーを滑る人がいると、大変危険な状態になります。山頂から見下ろして、人が居ないことを確認して滑っても、麓までたどり着く間に横から現れると、スキーは急に避けなければならず危険を伴います。このように経緯があるため、スキー場では両方の使用が可能なところが限られているのです。スノボーツアーはたくさん出ていますが、決めるにあたってはコースの確認が必要になります。